明けましておめでとうございます。
本年も楽しく学びあいたいと思います。
今年は、臨床研究会の名に近づけるよう内容の充実を図りたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
三丹塾の基本は「三丹を整える」事にあります。
そのためには各丹田の気の滞りを見極めることが重要になります。
「気をみる」事は、目でみると思いがちです。
確かに目からの情報でもありますが、
実は患者と治療師の
気と気の交流で得る情報から感じ、
読み取る事の方が主流だと思います。
自身の気を高める事が求められるのもそこにあります。
感性は意識的に高めなければなりませんが、集中して感じる事ではありません。
知識や常識で人は無意識の中で現象を取捨してしまいます。
気を感じる感性はあるがままを受け入れる事です。
今年1年、治療実践を通じて感覚を磨いてゆきましょう。
平成三十一年 福嶋 日出行